親の対応次第で子供の自立する姿勢が変わります

仕事をしながら子供を育てるヒント

子供が自立する親の対応

子供の自立を考えるとき、子供に対してあれをしてあげよう、こうしてあげようなどと、親として子供になにをできるのかを考えてしまいがちですが、実は親がすることは「見守る」ことだけなのです。近年少子化の影響もあり、子供を過保護に育てる家庭が増えています、両親だけでなく祖父母までが一人の子供に集中し、なんでもやってしまいます。しかしそれでは子供は自立どころか成長もできません。そうならないためにも、「自分のことは自分でさせる」ようにするのも教育の一環なのです。

子供が自立する親の対応

子離れのすすめ

子供は自分のことを自分でする楽しさを学ぶだけで自立心が育ち、自然と自立していきます。失敗することもありますが、その失敗からも色々なことを学ぶのです。つい子供のためと思って手を出してしまいたくなりますが、そこはグッと我慢して子供のすることを「見守り」ましょう。そのためには、「親の子離れ」がポイントになってきます。つい子供の面倒を見てしまう親の多くに「子離れ」ができていないという傾向があります。子供は成長の過程で、思春期のころになると親から離れようとします。自分の部屋を欲しがったり、一人暮らしをしたいと望んだり、自分のプライベートを持ち、個性を確立させていくのです。このとき親は寂しく感じたり、いつまでもそばにいて欲しいと望むあまり、過保護にしてしまいがちです。しかしそれは子供の成長と自立を阻む行為となり、子供はいつまでも自立できなくなります。子供のことを大切に思うならば、親は「子離れ」が必要なのです。自分の子供を「マザコン」や「ファザコン」にしてしまわないために「子離れ」することを心がけましょう。

親の働いている姿を見せる

さて、子供の自立心を育てるためにできることの一つに、「子供に親の働いている姿を見せる」というものがあります。子供は母親が家で家事をこなしているのは日々目にしますので、母親はこんなことをしているんだと理解していますが、父親のことは実は不思議に思っていたりします。父親は朝早く出掛け、夜遅く帰ってきて、いったい外で何をしているんだろう?と思っているのです。どんなに口で「会社へ行ってお仕事をしているんだよ」と説明したところで、子供はイメージできません。そこで、子供に親の働いている姿を見せることで、父親は毎日こんな場所(会社)で、こんなこと(仕事)をしているんだと知ることができ、どんな大人になればいいのか見本とすることができるのです。最近では「子供の職場訪問」「子供参観日」といった風に、夏休みなどを利用して親の職場見学を実施している企業も増えています。ぜひ子供に自分の働いている姿を見せてあげましょう。

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